電気の支払いはどこですか?

あなたは電気の支払いをどこにしていますか?

 

今も変わらず、地元の電力会社にしていますか?

 

「やっぱり地元の電力会社にしといた方が何かあった時安心だから。」

 

「ホントはどっかにまとめた方がお得なのは知ってるけど、たくさんあって調べるのがめんどうなんだよなぁ。」

 

「この前ガスやさんが来た時に、まとめるとお得っていうから、何もわからずにまとめちゃったらしいなぁ。」

 

「この前、携帯ショップに行ったとき、電気をまとめないといけないらしいから、まとめちゃったけど実際お得なのかな。」

 

1つ覚えておいてほしい事は電力会社を変えても、設備の保守管理は今まで通り地元の電力会社が行うのです。

 

このブログでは、電力会社の知識ゼロの人のために電力会社選びを失敗してほしくないから作りました。

 

そして、そんな人が最適な電力会社を選べるように電気コンシェルジュの私がわかりやすくご案内するページです。

 

「いやいや自分は自分が納得するまでじっくり調べてから、自分で決めたいんだ。」という人もいるかもしれません。

 

ただ、今参入している電力会社はざっと650社以上

 

それを一つずつ調べていったらどれだけの時間がかかるでしょう。

 

貴重なあなたの時間を無駄に使わせたくないんです。

 

ここはどうか電気コンシェルジュの私目にどうぞおまかせください。

 


ただ、「いやいや、電気は高かろうとずっと今使ってる電気会社から変えるつもりは一切ないよ!」という方にはお勧めしません。

 

あとこのサイトは個人向けに電力会社を探している人に向けて書いています。

 

会社で安い電力会社を探している方はまだ対応できていませんので、よろしくお願いします。


新電力会社はどうやって収益をあげてる?

「昔は、東京電力とか地域にひとつしか電力会社なかったけど、今は何十と電力会社ができて、いったいどうやって収益をあげてるのだろう?」

 

「これだけたくさん電力会社あったらどこを信用して契約すればいいかわからないな」

 

などと疑問点が湧いてきてなかなか電力会社を変えられない人もいるみたいです。

 

そんな方にここでは電力会社が収益を上げる仕組みについて話したいと思います。

 

まずこれだけ、電力会社が乱立する原因となったのは
2016年4月電気事業法の大幅な改正によります。

 

改正によって、従来の電力会社の事業内容を以下のように大きく3つに分類しました。

 

@発電事業
A送配電事業
B小売り(販売)事業

 

です。
この小売り事業を担う電力会社が、俗に「新電力」と呼ばれており、正式名称を「小売電気事業者」といいます。

 

従来の電力会社は、上記3つを全てひっくるめて「電力会社」と呼ばれていました。
そのため電気供給契約を結ぶ際には小売り事業だけでなく、発電事業や送配電事業のコストを全てのっけたうえでの料金体系となっていました。

 

この電気供給契約における料金設定は「総括原価方式」と呼ばれており、発電、送配電、小売りに関わる人件費や設備費用、修繕費用などのすべての費用がコストとして反映されていました。

 

簡単にいうと、地域の電力会社の独占契約になるので、国からの監視はありますが、その電力会社のほぼいい値で料金が決まっていました。
また全ての人が利用するものなので簡単に料金を変更できません。

 

2011年3月に発生した東日本大震災を契機に国民の電力会社を見る目が厳しくなり、法律を改正して小売り事業に関して新規参入を容易にできるようにしました。

 

 

では、小売電気事業者は地域電力会社(たとえば東京電力)から電気をかっているのだから、地域の電力会社よりも高くなってしまうのではないか?

 

と思われる方もいるかもしれません。

 

これについては誤解があって、全ての電力事業を取りまとめるトップは、経済産業省および電力ガス取引監視等委員会です。
また国の指定法人である日本卸電力取引所(JEPX)が全国の電力を取りまとめています。

 

なので各小売電気事業者は基本的に

@一般の需要家(消費者)と電気の供給契約を締結
A発電事業者やJEPXから電力の仕入れを行う
B送配電事業者に手数料(託送料金)を支払う

 

このようにして電気の供給販売事業を行っています。
なので地域の電力会社の料金体系にしばられることなく自由に料金設定ができるのです。

電力豆知識

「高圧電力」「低圧電力」の違い

電気の契約は、契約電力の容量が50KW未満の「低圧」と、50KW以上の「高圧」のふたつに分けることができます。
そして「低圧」の電気契約は、さらに「電力契約」「電灯契約」の2つに分けられます。
低圧の電力契約のことを「低圧電力(または動力)」と呼び、業務用のエアコンや冷凍冷蔵庫、工場のモーターやポンプなどを使用する際に契約します。
「電灯契約」の方は、照明や一般家庭向けの電気機器を使用するときに契約します。
なので一般住宅では低圧電力の契約をすることはほとんどありません。

 

逆に「電灯契約」の方は、照明や一般家庭向けの電気機器を使用するときに契約します。

 

低圧電力(動力プラン)を契約している場合でも、新電力会社によっては、電気代を安くすることができます。

 

「電灯契約(従量電灯)」は、送電方法が100Vの単相2線式または200Vの単相3線式になることに対して

 

「低圧電力」の送電方法は200Vの三相3線式または200Vの三相4線式になります。
この「単相」と「三相」という送電方式の違いこそが、両者の大きな違いです。

「低圧電力」は200Vの3相交流
「電灯」は100Vまたは200Vの単相交流


一般住宅では対地電圧を150V以下におさえなければならない決まりがある為、家庭向けの電気機器はどれも三相200Vには対応していません。
したがって一般家庭で低圧電力を契約するようなことはほとんどありません。

電力会社を選ぶポイント

お勧めする電力会社を選ぶポイントを3つ挙げてみました。

 

@あなたの電気の使い方で一番割引率の高い電力会社を選ぶ。

 

Aそこそこ名の知られたまずはつぶれなそうな電力会社を選ぶ。

 

Bキャンペーンなどでお得な会社に切り替える。

電力会社を変える前に準備をしよう!

まずはこれを準備

新しい新電力会社への申込みは、手元に電力の明細票があれば、インターネットから簡単に申し込めます。

 

そして、意外と知られていないのが、現在利用している電力会社へ解約の連絡は必要ありません。

 

解約手続きは申込んだ電力会社が代行してくれます。

 

ただ、新電力会社から地元の電力会社(東京電力など)に戻すときは、

 

先に地元の電力会社(東京電力など)に連絡をして、

 

戻したい旨を伝えます。

 

すると切替日を教えてくれるので、その切替日を今使っている新電力会社に連絡して完了です。

お勧め電力会社5選

第一位 東京ガス

 

第二位 ENEOSでんき

 

第三位 ジェイコム電力

 

第四位 エルピオでんき

 

第五位 楽天でんき

ちょっと見直した方がいいかも

電力会社選びアドバイザーをしていると、いつのまにか電力会社が変わっていたという人を見かけることがあります。

 

本来のサービスで相談や申込みをしたときに、

 

「お得になるので一緒に電気もどうぞ!」

 

と言われて電料料金の支払いをまとめるケースも多いようです。

 

本人がよく知らないケースが多いので調べてみると、それ程お得になっていない電力会社のプランもあります。

 

もし本人がプランをよく知っていて、その電力会社に入ったなら変える必要ないですが、それほどメリット感じていないようであれば、この機会に乗り換えちゃいましょう!

 

おうちでんき(ソフトバンク

 

auでんき

 

ニチガス

 

東急でんき

電気会社を変えるメリット

@どこかにまとめることで、今よりもほぼ100%電気料金の支払いが安くなる。

 

毎月かかる電気料金。

 

1人暮らしなど毎月使う電気量が少ない世帯は、確かに節約できる金額が100円以下で微々たるものかもしれません。

 

でも、3人以上の世帯で毎月1万5千円以上払っている世帯であれば、月1000円以上節約できるケースはざらにあります。

 

毎月のことなのでこれが1年続いたら1万2千円以上の節約になります。

 

1回変えてしまえばずっと続いていくものなので1度本気で検討するのもありだと思いますよ。

 

ただ、このほぼ100%っていうのがくせ者で、使い方によっては逆に上がるケースもあるのでこれは後で詳しく話しますね。

 

 

Aデータを取ってもらえて、過去との比較、よく使う時間帯などの分析がしやすい。

デメリット

@引っ越しの多い人は手続きがめんどくさい。

 

引っ越すときは、引っ越し前に地元の電力会社に電話して、電気を止めてもらって、引っ越し先で電気が使えるようにしますよね。

 

他の電力会社に電気をまとめている場合も基本は同じなんですが、日曜休みだったり電話がなかなか繋がらなかったりするので、引っ越しが多い人は変えないほうがいいかもしれません。

 

A電気料金の支払い滞納歴が多い人は、変えないほうがいいかも。

 

これも@と同じ理由で、緊急のときに地元の電力会社ほど繋がるわけじゃないので、電気を止められてしまった時は、地元の電気会社に支払うのが1番早いです。

 

@Aの理由に当てはまる人は、無理して変える必要もないかなと思います。